現在日本は、東日本大震災による直接的、間接的被害の影響に加え、少子高齢化、産業競争力の低下、エネルギー問題など、中長期的な多くの問題を抱えております。しかし、今後の復興、再生に向けて、新たな産業の芽を育てていかなければならないのも事実です。
「有機エレクトロニクスイノベーションコンソーシアム」は、「有機エレクトロニクス実用化研究会」を前身とし、有機ELのみならず、有機太陽電池、有機トランジスタ、蓄電デバイスなど、日本が強みを有している有機エレクトロニクスの幅広い分野において、国内外での動向や実用化について研究し、この分野の発展に貢献することを主な目的としています。これらの分野に関連、もしくは、関心を持たれている企業、大学、研究機関、自治体、その他機関で、本コンソーシアムの主旨にご賛同頂ける方には、是非ご参加頂き、情報収集、ビジネスパートナー獲得、ネットワーク拡大、戦略的取り組み等に関する議論の場としてご活用頂ければと思います。
有機エレクトロニクス研究センター センター長
有機エレクトロニクスイノベーションコンソーシアム 会長
大場 好弘