11月8日午後3時から、有機エレクトロニクス研究センター会議室において、宮崎大学 准教授 吉野 賢二先生を講師にお迎えして、第18回有機エレクトロニクス研究センター講演会を開催しました。
会場には、約35名の研究者・学生が集まり、盛況のうちに終了しました。
11月8日午後3時から、有機エレクトロニクス研究センター会議室において、宮崎大学 准教授 吉野 賢二先生を講師にお迎えして、第18回有機エレクトロニクス研究センター講演会を開催しました。
会場には、約35名の研究者・学生が集まり、盛況のうちに終了しました。
日時 | 2011年11月8日(火) 15時00分~16時30分 |
会場 | 有機エレクトロニクス研究センター(10号館)4階 会議室 |
講師 | 宮崎大学 准教授 吉野 賢二 先生 |
演題 | 「酸化亜鉛透明電極の現状と応用」 |
酸化亜鉛透明電極は、ITO代替と言われ、活発に研究が行われていますが、事業化にはなかなか結びついていないのが現状です。その理由として、水分による劣化が主な理由とも言われています。さらに、真空プロセスではコストを下げることが出来ず、非真空プロセスに期待が寄せられています。
宮崎大学では、酸化亜鉛の非真空プロセスにおいて、初めて低温(室温)成長に成功し、ドーピングによる低抵抗化も確認し、さらなる低抵抗化をねらっています。さらに、デバイスへの応用の研究も行い始めています。
本講演では、非真空プロセスによる酸化亜鉛透明電極の現状とデバイス応用について紹介します。