12月16日(金)午後15時半から、有機エレクトロニクス研究センター会議室において、自然科学研究機構・分子科学研究所 分子スケールナノサイエンスセンター 総合研究大学院大学・物理科学研究科 鈴木 敏泰 先生を講師にお迎えして、第22回有機エレクトロニクス研究センター講演会を開催しました。
会場には約40名の研究者・学生が集まり、盛況のうちに終了しました。
12月16日(金)午後15時半から、有機エレクトロニクス研究センター会議室において、自然科学研究機構・分子科学研究所 分子スケールナノサイエンスセンター 総合研究大学院大学・物理科学研究科 鈴木 敏泰 先生を講師にお迎えして、第22回有機エレクトロニクス研究センター講演会を開催しました。
会場には約40名の研究者・学生が集まり、盛況のうちに終了しました。
日時 | 2011年12月16日(金)15:30~17:00 |
会場 | 有機エレクトロニクス研究センター(10号館)4階 会議室 |
講師 | 自然科学研究機構・分子科学研究所 分子スケールナノサイエンスセンター 総合研究大学院大学・物理科学研究科 鈴木 敏泰 先生 |
演題 | 「フッ素系有機n型半導体の開発」 |
有機半導体の研究は半世紀以上の歴史があるにもかかわらず、そのほとんどがp型半導体であり、n型半導体はあまり知られていなかった。我々は電子求引基としてのフッ素に注目し、オリゴフェニレン、オリゴフルオレン、オリゴチオフェン、テトラセン、ペンタセン、およびルブレンの完全フッ素化を行った。時任グループとの10年来の共同研究を通じて、これらが有機ELおよびトランジスタ材料として優れた性能を示すことを明らかにしてきた。本講演ではこれまでの成果を解説し、また、最近の研究である非平面半導体の合成についても報告する。