【開催終了】第37回 有機エレクトロニクス研究センター講演会(テニュアトラックミニシンポジウム)開催について(6月28日 尾坂格助教 藪浩准教授)

6月28日午後3時30分より、第37回 有機エレクトロニクス研究センター講演会(テニュアトラックミニシンポジウム)が開催されました。
今回は2名の講師をお迎えし、前半(3時30分~4時30分)は広島大学大学院大学院工学研究院 尾坂格助教による「分子科学的アプローチによる高性能半導体ポリマーの開発」、そして、後半(4時30分~5時30分)は東北大学多元物質科学研究所 藪浩准教授による「高分子微粒子の中にナノ構造を作り込む」について講演をして頂きました。
会場には、約40人研究者や学生が集まり、盛況のうちに終わりました。


会場の様子

広島大学大学院大学院工学研究院 尾坂格助教

東北大学多元物質科学研究所 藪浩准教授

【開催終了】第37回 有機エレクトロニクス研究センター講演会(テニュアトラックミニシンポジウム)開催について(6月28日 尾坂格助教 藪浩准教授)

日時

6月28日(木) 15:30~17:30

会場

山形大学 有機エレクトロニクス研究センター 4階会議室

講師

広島大学大学院大学院工学研究院 尾坂格助教/東北大学多元物質科学研究所 藪浩准教授

演題

分子科学的アプローチによる高性能半導体ポリマーの開発/高分子微粒子の中にナノ構造を作り込む

(1)午後3時半~4時半
講師:広島大学大学院大学院工学研究院 尾坂格(おさかいたる)助教
演題:分子科学的アプローチによる高性能半導体ポリマーの開発
概要:近年、有機エレクトロニクスデバイス、特に有機トランジスタ、太陽電池の高
性能化に向け、共役系ポリマー/半導体ポリマーの開発競争が激しい。このような状
況下、ポリマーデバイスの特性ばかりに目が向いてしまいがちであるが、真に高性能
な半導体ポリマーを創出するには、そのポリマー分子の本質、すなわちπ共役主鎖お
よび側鎖置換基からなる分子構造と薄膜中での結晶性・配向性との構造的相関、ある
いは分子構造と電子構造、キャリア輸送性、デバイス特性との機能的相関を解明する
ことが極めて重要である。本講演では、新規なπ電子系骨格の開発からそれを含む新
規半導体ポリマーの開発、あるいはポリマー構造の最適化による、有機トランジスタ
および有機薄膜太陽電池の高性能化とポリマーの構造-機能相関について議論する。

(2)午後4時半~5時半
講師:東北大学多元物質科学研究所 藪浩(やぶひろし)准教授
演題:高分子微粒子の中にナノ構造を作り込む
概要:ナノ~マイクロサイズの高分子微粒子は様々な分野に用いられる実用材料であ
る。今まで乳化重合や懸濁重合などの手法を用いて、そのサイズの精密制御や表面修
飾、機能化が行われてきた。その一方で高分子微粒子の内部構造に関してはそれほど
注意が払われてこなかった。高分子微粒子の内部に様々なナノ構造を作り込むことが
出来れば、今までに無い応用展開が期待できる。本発表では、筆者が独自に見いだし
た高分子微粒子形成法である「自己組織化析出(SORP)法」を用いて、ポリマーブレ
ンドやブロック共重合体から微粒子を作製し、ポリマーの相分離に基づく内部構造制
御とその応用展開について紹介する。

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