5月28日有機エレクトロニクス研究センター4階会議室において、筑波大学名誉教授・産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター客員研究員 徳丸克己氏を講師にお迎えして講演会を開催しました。「常温燐光材料の基礎的課題:燐光発光効率を向上させる要因」と題した講演に多くの方が興味をもち、会場には約40名の研究者・学生が集まり、盛況のうちに終了しました。
筑波大学名誉教授・産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター客員研究員 徳丸克己氏 | 当日の会場の様子 |
5月28日有機エレクトロニクス研究センター4階会議室において、筑波大学名誉教授・産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター客員研究員 徳丸克己氏を講師にお迎えして講演会を開催しました。「常温燐光材料の基礎的課題:燐光発光効率を向上させる要因」と題した講演に多くの方が興味をもち、会場には約40名の研究者・学生が集まり、盛況のうちに終了しました。
筑波大学名誉教授・産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター客員研究員 徳丸克己氏 | 当日の会場の様子 |
日時 | 5月28日(月)15:00~16:30 |
会場 | 有機エレクトロニクス研究センター4階会議室 |
講師 | 筑波大学名誉教授・産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター客員研究員 徳丸 克己 氏 |
演題 | 常温燐光材料の基礎的課題:燐光発光効率を向上させる要因 |
遷移金属を含む常温有機燐光材料がELの発光材として10年以上前に利用されはじめてから、
多くの燐光材料が研究開発されている。本講演では、基礎に立ち返って、燐光はどのような
条件下で高い効率で放射されるのか、貴金属を含まない、いわゆる通常の有機化合物はどの
ような場合に高い効率の常温燐光発光を示すのか、また1985年に報告され、1999年以来ELで
繁用されるIr(ppy)3 の性質はどこまで分かっているのかなどの課題について述べる。
さらに、原因が必ずしも解明されていないデバイス作動に伴う発光効率の低下の要因につい
ても論じる。