【日　時】          平成３０年 ５月１４日（月曜日）　　１６：００～１７：００

【場　所】          有機システムフロンティアセンター１１号館（５階　５０３会議室）

【講演者】          東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 助教 アルブレヒト 建　氏                      

 

【講演演題】       デンドリマーのポテンシャル構造制御と機能

 

【講演要旨】

一般的な高分子は分子量分布を持ち、分子鎖がランダムに折れ曲がっていることから3次元的な立体構造を制御して望みの官能基を望みの位置に配置することは難しい。一方で天然のタンパク質は分子の静電的・力学的な“ポテンシャル構造”を精密に制御することで多彩な機能を発現している。剛直な樹状高分子(デンドリマー)を用いれば、3次元構造を規定してポテンシャル構造を自在に制御出来るとの考えに基づき、勾配などのポテンシャル構造を設計したデンドリマーを合成して、電子材料・分子認識・超分子材料・ナノ粒子合成のテンプレートなどへと展開を行ってきたので紹介する。

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　

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