【開催終了】 第64回 有機エレクトロニクス研究センター講演会開催について(8月9日)

8月9日、有機エレクトロニクス研究センター4階大会議室において、第64回 有機エレクトロニクス研究センター講演会を開催しました。
今回は、クラレアメリカ 鈴木 俊夫 氏 (山形大学国際事業化研究センター 客員教授)を講演者としてお迎えし「シェールガスが変える産業と経済」という題で講演して頂きました。
講演には、多くの研究者、学生が参加し、大盛況のうちに終了しました。


当日の会場の様子

クラレアメリカ 鈴木 俊夫 氏 
(山形大学国際事業化研究センター 客員教授)

【開催終了】 第64回 有機エレクトロニクス研究センター講演会開催について(8月9日)

日時

8月9日(金) 午後2時30分~午後4時00分

会場

有機エレクトロニクス研究センター(10号館) 4階大会議室

講師

クラレアメリカ 鈴木 俊夫 氏 (山形大学国際事業化研究センター 客員教授)

演題

「シェールガスが変える産業と経済」

ハイドロフラッキングという、天然ガスや石油をシェール層から取り出す技術が進歩し、天然ガスが安価にいくらでも取り出せるようになった。これにより、エネルギーの最大輸入国であったアメリカが、エネルギー輸出に転じようとしている。石炭や石油に比べて精製が容易で、炭酸ガス発生の少ない天然ガスは、安価でクリーンなエネルギーを提供するので、驚くべきピッチで採掘が行われている。ガス田が集中するテキサスやノースダコタでは、シェールガスブームを反映して、労働者の賃金が高騰するとともに、住宅バブルが起きている。そして、影響はエネルギーにとどまらず、石油化学産業を根本から作り変えようとしている。ダウケミカルやエクソンモービルといった石油化学の大手が、天然ガスの副生物であるエタンからエチレンを作るプラントを急ピッチで建設している。これらが安定稼動を始めると、石油由来の化学産業は価格競争力を急激に失うと予測され、それを見越したシフトが産業全体で進んでいる。この講義では、ハイドロフラッキングの概略を述べた後、アメリカにおけるシェールガスの採掘状況、天然ガスの値段の推移、石油化学産業への影響を述べる。また、シェールガスを持たない日本が、今後どのように進んでいくべきか、講義参加者と議論したい。

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