12月13日、有機エレクトロニクス研究センター4階大会議室において、第73回 有機エレクトロニクス研究センター講演会を開催しました。
今回は、株式会社 エスピーソリューション 代表取締役 の 佐野 康 様 を講演者としてお迎えし「プリンテッドエレクトロニクス製品化を牽引する「第三世代」スクリーン印刷の真価」という題で講演して頂きました。
講演には、多くの研究者、学生が参加し、大盛況のうちに終了しました。
当日の会場の様子 | 株式会社 エスピーソリューション 代表取締役 佐野 康 様 |
12月13日、有機エレクトロニクス研究センター4階大会議室において、第73回 有機エレクトロニクス研究センター講演会を開催しました。
今回は、株式会社 エスピーソリューション 代表取締役 の 佐野 康 様 を講演者としてお迎えし「プリンテッドエレクトロニクス製品化を牽引する「第三世代」スクリーン印刷の真価」という題で講演して頂きました。
講演には、多くの研究者、学生が参加し、大盛況のうちに終了しました。
当日の会場の様子 | 株式会社 エスピーソリューション 代表取締役 佐野 康 様 |
日時 | 12月13日(金) 午後4時00分~午後5時30分 |
会場 | 有機エレクトロニクス研究センター(10号館) 4階大会議室 |
講師 | 株式会社 エスピーソリューション 代表取締役 佐野 康 様 |
演題 | プリンテッドエレクトロニクス製品化を牽引する「第三世代」スクリーン印刷の真価 |
スクリーン印刷は、60年以上の長きにわたりエレクトロニクスの非常に多くの分野で、
主要な製造技術として利用されてきた。しかしながら、未だに多くの人々の理解は「25年前」のスクリーン印刷の「第一世代」レベルのままであると思われる。スクリーン印刷は、ファインラインの印刷限界が20μmまで向上した「第二世代」を経て、現在では、誰でもが高品質なスクリーン印刷を実践できる「第三世代」に入っている。
現在のプリンテッドエレクトロニクスの課題は、さらなる高精細化ではなく、具体的な製品化、市場創出である。年間数億円の小さな市場規模の「マイクロマーケット」を製造コストが安いスクリーン印刷により数多く創出することがその解となると思われる。小さくとも具体的な市場ができることで、加工メーカー、材料メーカーのビジネスが効率的に回り始め、さらに技術が進歩する。PE製品の性能が向上し、多くの潜在顧客が注目することで、さらに多くの「マイクロマーケット」生みだすことができる。そして、近い将来思いもかけない製品が大きく成長することも考えられる。
本講演では、スクリーン印刷から見たプリンテッドエレクトロニクスの進むべき方向と「第3世代」スクリーン印刷を実現した超高強度スクリーンメッシュと「無変形スクリーン版」の解説及び最先端の応用分野について紹介する。