【新聞掲載】 (山形新聞)山形大学 後藤晃哉博士・高橋辰宏教授らのグループは、雷が落ちても壊れない複合材料用の電気が流れるプラスチック開発に世界で初めて成功しました。

 山形大学が参加したJAXAオープンラボ公募制度における共同開発チーム(JAXA・東京大学・山形大学・三菱樹脂・GSIクレオス)は、耐雷撃性と軽量性を両立させた航空機材料を実現し得る新しい複合材料用高導電性樹脂の開発に世界で初めて成功した。山形大学 後藤晃哉博士・高橋辰宏教授らのグループが開発した導電性複合体をベースに共同開発チームで開発された複合材料用高導電性樹脂を適用した炭素繊維強化複合材料(CFRP)を製作し、模擬落雷試験を行った。その結果、汎用エポキシ樹脂からなる炭素繊維強化複合材料には大きな損傷が見られたが、新しい導電性複合体を用いた炭素繊維強化複合材料では損傷が大幅に低減できることが、世界で初めて実証された。



 

 

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