山形大学などは27日、地元でリチウムイオン電池技術の産業集積を目指すベンチャー企業、飯豊町研究所(山形県飯豊町)を設立した。山形銀行の協力を得て、ロボットや電気自動車、農業機械などに使う電池開発の本格的な事業開拓に乗り出す。
同大の吉武秀哉教授が中心となり、5年かけて学内で国内企業47社と電池の研究開発体制を整え、技術力を高めてきた。2017年には欧米の電池と自動車メーカーも加わる予定だ。
日経産業新聞 2016年7月28日 木曜日