山形大学の廣瀬文彦教授は、室温で金属酸化物をナノレベル(ナノは10億分の1)で成膜する技術を事業化するベンチャー企業(VB)を3年後をめどに設立すると発表した。高温を使わずに、複雑な形状の製造装置の内部や精密部品表面に極薄の膜をつくる。耐久性向上や高精度な部品生産を可能にするなど幅広い応用が可能で、製造業の競争力強化につながると期待される。
日本経済新聞 2016年11月11日 金曜日
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