山形大学と農林業機械大手のやまびこなどは19日、ロボット芝刈り機など電動農機具の共同研究を始めると発表した。欧米では自動車の電動(EV)化の流れを受け、排ガス規制が農機具にまで広がり、電動への切り替えが始まっている。農機具で使えるようリチウムイオン電池の小型・軽量・長寿命化など、性能向上を目指す。
共同研究を始めるのは、山形大とやまびこのほか、山形県飯豊町、山形銀行の4者。リチウムイオン電池の研究開発評価拠点として今春オープンした山形大学xEV飯豊研究センター(飯豊町)を拠点とする。
日本経済新聞 2017年7月20日 木曜日