山形大学は9日、曲げられるフレキシブル有機EL照明の国際標準の規格案を作成するプロジェクトが経済産業省から採択されたと発表した。平面状の有機EL照明パネルについては国際電気標準会議(IEC)で規格案が検討されているが、有機ELの特徴である曲げたときを想定していない。曲げ伸ばしを繰り返したときの安全性や性能についての国際標準で日本の主導権確保を目指す。
日本経済新聞 2017年8月10日 木曜日