山形大学大学院理工学研究科の山内泰樹教授(52)が電気製品全般の国際規格を制定する国際電気標準会議(IEC)で、有機EL照明を扱うワーキンググループ(WG)の議長に選出された。山形大学工学部が16日に記者会見し、明らかにした。山内教授は「日本主導での国際標準化活動に尽力していきたい」と抱負を語った。
WGで検討対象となるのは安全性や性能。具体的には照明器具として製品化する場合、耐久性などの統一基準を設定する業務に当たる。山内教授は2011年のWG設立当初から委員として参加しており、今年4月、2代目議長に選ばれた。
山形新聞 2018年5月17日 木曜日