山形大の城戸淳二教授(有機エレクトロニクス研究)と仏壇・仏具メーカーのアルテマイスター(福島県会津若松市)は18日、仏像や位牌(いはい)を中に安置する仏具・厨子(ずし)を有機EL照明を用いて共同開発したと発表した。太陽光に近い有機EL照明の光を生かし、清浄感や安らぎなど情緒的な印象を演出している。
厨子は高さ32センチ、幅と奥行き17センチで、内部上下に12センチ四方の有機EL照明パネルを備える。昼白色と電球色の2色の照明と、内部を飾る金箔(きんぱく)2種類を組み合わせて3パターンを試作した。木箱の素材はトチ、サクラ、シャムガキを使い分けている。
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📚 詳細は → 山形新聞 2018年10月19日 金曜日