山形大学とエヌ・デーソフトウェア(NDソフト、山形県南陽市)は、介護見守り用のシートセンサーを開発した。薄さ0.5ミリメートルとマットレスの下に違和感なく設置でき、心拍や呼吸を測定し高齢者施設の見守りなどに利用できる。大学発スタートアップのフューチャーインク(同米沢市)がシートを製造、NDソフトがシステム構築して10月内に販売を始める。
触れると電気を発する圧電素材を使い大幅な薄型化を実現した。印刷技術を使って電子回路を作る製法により、「一般的な機器の半額程度の1セット8万円で販売する」(NDソフトの佐藤広志社長)という。心拍が乱れた場合はアラームを出すこともでき、「人手不足の介護施設で業務を大幅に効率化できる」(同)としている。
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📚 詳細は >> 日本経済新聞 (2019年10月10日 木曜日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50799760Z01C19A0L01000/