ベッドのマットレスの下に敷くだけで就寝時の心拍や呼吸を計測できる、厚さ0・5ミリのシート型センサーを山形大学有機エレクトロニクス研究センター(米沢市)が開発した。介護施設や病院で入所者や患者の見守りや体調管理に利用できるという。介護システム事業を手がけるNDソフトウェア(南陽市)が商品化し、11月から販売する。
センサーを開発したのは、同センターの時任静士教授や熊木大介准教授ら。
樹脂フィルムに、計測のための電子回路を印刷する技術を活用。大きさは縦約10センチ、横約60センチで、厚さは0・5ミリ。厚さ1センチ前後が多い既存のセンサーの20分の1の厚さで、就寝中の違和感も少ないという。
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📚 詳細は >> 朝日新聞 (2019年10月29日 火曜日)