山形銀行は11日、12月設立の地域商社でリチウムイオン電池関連の新素材を扱うと発表した。同行は2013年に山形大学と次世代電池の産業集積を図る「飯豊電池バレー構想」を提案。16年に大学が飯豊町に研究施設を作り、21年には新素材の量産工場が稼働する予定だ。地域商社はその販売を担うことで地域振興と銀行の新たな収益源育成につなげる。
全国初となる銀行全額出資の地域商社「TRYパートナーズ」(山形市)は20年4月に10人規模で事業を始め、コンサルティングと地域商社を兼営する。商社は県内4カ所で山形銀が展開する新産業育成事業に関連した工業製品を想定するが、中心はセパレーターという電池部材になる。
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📚 詳細は >> 日本経済新聞 (2019年11月26日 火曜日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO53226780R11C19A2L01000/