笹部久宏助教が2013年度第１２回の山形県科学技術奨励賞を受賞しました。
新規n型有機半導体材料の開発により有機ELデバイスの光取出効率の大幅な向上を実現したこと、および乾電池２本で5000カンデラ／m2 以上光る超低電圧有機ELデバイスを開発したことが大きく評価されました。本研究では、NEDO高効率有機デバイスプロジェクト、JST地域卓越研究者戦略的結集プロジェクト、NEDO有機EL照明量産化実証に関する研究開発、JSPS科研費若手B(#23750204)の研究資金の支援をいただき、研究成果をあげることができました。この場を借りて御礼申し上げます。

課題名：有機 EL の光取出効率の向上および超低電圧化に関する研究
受賞機関：山形県
授賞式：2013年１０月１日（山形県庁講堂）
受賞の詳細については下記URLをご覧ください。

URL: http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2013/08/07141245/press_file01.pdf

URL: http://www.pref.yamagata.jp/bunkyo/danjo/wakamono/7110002syoureisyou.html

この賞は機能高分子工学専攻、有機デバイス工学専攻では、西岡昭博教授（第６回）、中山健一准教授（第１０回）が過去に受賞されています。