山形大学の城戸淳二教授らは、発行効率の高い有機ELパネルを従来の10分の1以下のコストで作れる技術を開発した。効率は普及する発行ダイオード(LED)とほぼ同じ。安価で高性能な照明の実現につながる。今後、大日本印刷やコニカミノルタと共同で大面積のパネルを製造する技術を開発し、2~3年後に照明用パネルの販売を目指す。
日経産業 10面 2014.12.19